電話に出たとき、猫兄さんはちょうど一杯の麺を食べ終えたところだった。
口を拭いていると、画面に見知らぬ番号が表示された。
「今週、18万USDTを出金する予定ですが、資金の出所は何ですか?」
暗号資産の取引で稼いだものだと答えた。
電話の向こうが少し黙った。何かの記録をめくっているようだった。そして声を半音落として言った。
「……この口座は開設から7年、一度も清算されていないのですか?」
その口調は疑っているというより、まるで幽霊でも見たかのようだった。
猫兄さんは天才ではない。
$RE この7年間、私より頭のいい人は大勢いたし、度胸のある人はもっと多かった。
彼らはとっくに爆発的な損失を被って退場していた――中には何の痕跡も残さなかった人さえいる。
私が今もここで麺を食べていられる理由は、ただ一つ。
怖かったからだ。
絶頂期のその週、私は18万を出金した。取引所のリスク管理部門から電話がかかってきて、危うくマネーロンダリング扱いされるところだった。
私は腹を立てなかった。むしろほっとした。
口座にお金があると、人は浮つきやすい。引き出してしまえば、賭けたくても賭けられない。
7年間をどうやって耐え抜いたのか? たった三つのことだ。
$AKE 第一に、まず利益を隠しておく。
利益が10%に達したら、すぐに半分をコールドウォレットへ移す。元本には一切手をつけない。
7年間で、48回出金し