最近、ボリュームプロファイル分析に没頭していて、ほとんどのトレーダーがvpvrの本当の強さを過小評価していることに気づきました。なぜ、価格レベルごとのボリューム分布を理解するだけで、市場の読み方がまるごと変わりうるのか、その理由を分解して説明します。



ではvpvr (Volume Profile Visible Range) についてですが、これは従来のボリュームヒストグラムの発想を真っ向からひっくり返します。チャート下部のあのバーのように時間の経過に沿って出来高を表示するのではなく、vpvrは価格レベルごとに取引量をマッピングします。これにより、市場が最も活発だった場所と、買い手と売り手がぶつかり合っていた場所がどこかをはっきり把握できます。

核となる構成要素はかなりシンプルです。まず、ヒストグラムバーで各価格レベルの出来高が表示されます。バーが長いほど、その価格帯に取引量がより集中しているということです。次にPoint of Control(POC)。これは一言でいえば、最も多くの取引が行われた価格レベルのことです。このPOCは、価格アクションに対する“磁石”のように働くことがよくあります。High Volume Nodes(HVN)は、そこでコンソリデーション(値固め)が起きた場所で、自然なサポート/レジスタンスゾーンになります。そしてLow Volume Nodes(LVN)は、ギャップ(出来高の薄い空白)です。そこでは周りに注文があまりないため、価格が素早く動ける余地が生まれます。

実際のトレーディングで私がvpvrから特に有用だと感じているのは、価格がそこに到達する前に、重要なレベルを特定できることです。High Volume Nodeが形成されているのを見れば、価格が再び近づいたときに、そこで再び攻防になる可能性が高いと分かります。実際、HVNが他のテクニカルレベルと重なるポイントを見て、しっかりしたリバーサルをいくつも捉えられました。

Point of Controlには特別な注意を払う価値があります。価格がPOCをブレイクするときは、だいたい局面が面白くなってきます。そこから本物のモメンタム(勢い)が続くことが期待できます。そしてLow Volume Nodesは?ブレイクアウトの可能性があるゾーンを見つけるのに最適です。出来高がほとんどないエリアでは、価格は加速しやすいので、素早い値動きを狙いたいならそこに注目するのが筋です。

vpvrを使っていると、コンソリデーションゾーンはすぐに目立ちます。市場がどこで時間をかけて溜め込んでいたのか、どこをただ突き抜けただけなのかが、文字どおり見て分かるからです。これはエントリーとエグジットのタイミングにも役立ちます。コンソリデーションゾーンは、トレーダーがリバーサルやブレイクアウトに向けて賭けを入れやすい場所です。

私は通常、vpvrを単体で頼るというより、いくつかの他のツールと組み合わせて使います。でもテクニカル・ツールキットの一部として、価格レベルごとにボリュームがどこにクラスター(塊)として集まるのかを理解できることは、市場構造を読むうえでの優位性になります。サポートがどこにあるか“当てずっぽうで推測する”のと、機関投資家の注文が実際にどこに置かれているのかを知るのでは、大違いです。こうした優位性は時間をかけるほど積み上がっていきます。

テクニカル分析に本気で取り組むなら、vpvrのパターンの読み方を学ぶために時間を使う価値は十分にあります。Gateのチャートでそれがどう現れるかを見てみてください。何を見ればいいのかが分かり始めると、あとは至るところでそのパターンが目に入ってくるはずです。
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