MERLこの「クリスマス相場」と呼ばれる今回の動きは、どこかおかしいと感じることが多い。0.44の高値から一気に下落し、現在は0.422付近まで落ちてきている。全体のリズムは、典型的な「誘い込みから逆手で売り崩す」パターンそのものだ。

正直なところ、もし0.44の波を逃したなら、今の価格は意外と良い観察期間を提供しているとも言える。しかし問題は、それが必ずしも良いことだとは限らないという点だ。

市場の変化はすでに明らかだ——最初の買い誘導から、今はゆっくりとした売り圧力の段階に移行している。0.43の壁は今や鉄壁の抵抗線となり、反発してもすぐに押し戻されてしまう。0.422の位置は非常に興味深く、MA5とMA10の平均線が平坦化した後に下向きに折れ始めるちょうどその地点だ。ここで横ばいを続けて0.43を超えられなければ、次はブレイクアウトを見据える必要がある。

売り手の勢いは徐々に強まっている。4時間足のMACDの負のヒストグラムはどんどん長くなり、RSIは買われ過ぎから48付近まで滑り落ちており、止まる気配が全くない。0.44の時期の積極的な動きとは異なり、今の0.422はむしろ下落トレンドを一歩一歩確認しているようだ。

最も痛いのは流動性の問題だ——価格が日々下落するにつれて、板の買い支えは非常に薄くなっている。12月19日の大量解放による売り圧力の影響はまだ完全に消えておらず、今の0.422は底ではなく、むしろ下落過程の中継地点に過ぎない。

実際に取引を行うなら、次のように戦略を立てるのが良い。

0.422から0.428の範囲で段階的に空売りを仕掛け、反発時に追加でポジションを取る。ストップロスは0.442の上に置く——価格が0.435の強い抵抗線を回復できなければ、売り圧力の構造は崩れない。ターゲットはまず0.405から0.41の範囲を見て、もし出来高を伴って0.40を割ったら、次は0.385のサポートを狙う。

0.422はまだ遠い。ここで「クリスマス奇跡」が起きると期待しない方が良い。0.43をしっかりと超えられなければ、横ばいや小さな反発はすべて、より激しい下落の準備に過ぎない。厳格なストップロスを設定し、規律を最優先に。