大佐が井戸に落ちてしまいました。兵士が呼ばれ、ロープを井戸に投げ入れて大佐を引き上げるように命じられました。

大佐がもう少しで井戸から出られそうになると、その瞬間、兵士はロープから手を離して、敬礼するために直立不動の姿勢をとりました。ロープを離してしまったのです。

大佐はまた井戸の中に落ちてしまいました。これが何度も繰り返されました。

誰かが、「准将に助けを頼んだらどうだろう。彼なら大佐に敬礼する必要はないから」と提案しました。

准将が到着しました。彼はロープを井戸に投げ入れ、大佐がそれを掴みました。ロープを引っ張って大佐がもうすぐ井戸から出られそうになったその瞬間、大佐は准将を目にすると、すぐにロープを離して敬礼してしまいました。そしてまた井戸に落ちてしまいました。

場に静寂が訪れました。その時、下の方から必死の大佐の声が聞こえてきました。「お前たち、俺の同級生を呼んでこい!!」

#話の教訓:
同級生は大切だ！一人か二人の同級生や同期とつながり続けておこう。いつか君を救ってくれるかもしれない！

すべての同級生に捧げます！