Geminiは、VanEck傘下のSolana現物ETF「VSOL」の首席カストディアンの座を獲得しました。このETFは昨年11月17日にCboe BZX取引所で正式に上場しています。

このカストディ契約は、機関投資家向け暗号資産業界にとってかなり大きな動きです。VanEckがGeminiを主要カストディアンに選んだことは、伝統的な金融機関が確立された暗号資産インフラプロバイダーに対してより安心感を持ち始めていることを示しています。VSOLが市場に登場した最初期のSolana ETFの1つとなったことで、個人投資家も機関投資家もSOLを直接保有せずに規制下でエクスポージャーを取ることができるようになりました。

何が興味深いのでしょうか？Geminiは数年間にわたりカストディビジネスを構築してきており、VanEckのような大手ETF発行会社を獲得したことは、そのインフラの有効性を裏付けるものです。Solanaホルダーにとっても、ETFの選択肢が増えることで流動性が向上し、主流採用が進む可能性があります。また、このETFがCboeのような規制された取引所でローンチされたことは、規制当局がBitcoinやEthereumだけでなく、他のL1ブロックチェーンにも前向きになりつつあることを示すサインでもあります。