昨日のアジア時間に85,000ラインのサポートを試す形で一度下落した後、価格は深夜のタイミングで再び強い回復局面となりました。現在、価格は88,000ラインの抵抗を突破し、我々が述べていた重要な区間である88,000～90,600に達しました。短期的には、相場は引き続き方向を模索しながらの攻防・ボラティリティが見込まれます。イーサリアムもまた強い修正段階にあり、価格はまだ3,000を明確に回復していませんが、利食いポイントまではほとんど差がありません。実際の取引でも深夜のライブ配信でも上昇目線を維持しており、この流れに乗った方々はすでに利食い・撤退していると思われます。長期保有を考えている方は、引き続きポジションを持ち続ける選択肢もあり得ます。

ビットコイン（大饼）は短期調整後、多頭（強気）モメンタムが徐々に再集結しており、各時間軸のテクニカル指標も反発シグナルを同時に発しています。今後は高い確率でリバウンド修正相場が到来する見込みです。現在、価格は連続して陽線を形成し、中軌道（ミドルライン）でしっかりとサポートを得ています。このサポートが有効に維持されれば、今後さらなる反発の重要な足場となるでしょう。全体的な市場心理もポジティブ寄りです。4時間足を見ると、価格は一時的に下軌道付近まで下落したものの、パニック売りは発生せず、その後すぐに反発しています。これにより、局所的な調整はすでに終盤に差し掛かっていることが示唆されます。今回の調整は、上昇前のロング勢による洗い出し・エネルギー蓄積の動きであり、弱いポジションを整理し、基盤を固めて次の上昇に備えるものです。ボリンジャーバンドの三本線が上向きに転じ、重要なレジスタンスの突破も見られるため、今後さらなる上値追いが期待できます。

ビットコインは87,500～88,000でロング（買い）、91,000付近を目標に。イーサリアムは2,900～2,930でロング（買い）、3,000付近を目標に。