月曜日の午前のローソク足確定後、価格は依然としてレンジ調整段階にあり、午後の動きも引き続き弱含みとなりました。現在の相場は最安値で再び86000ラインを割り込み、全体的なトーンとしては依然として弱気寄りです。アジア時間では特に大きな波乱もありませんでした。本格的な方向性を決めるのは、やはり週末に感情が崩れて月曜日に収穫しに来る米国勢です。なお、今週は感謝祭とブラックフライデーが重なるため、木曜日は米国株式市場が休場、金曜日は半日取引となります。本格的な値動きはこの週前半の3日間に注目すべきです。

次にビットコインのポジション構造についてですが、底値となる82000-85000区間の保有枚数は4日前にはわずか31万枚だったのが、現在では79.6万枚に増加しています。この数量は個人投資家だけが買い集めているというわけではないので、分かる人には分かるでしょう。チャートを見ると、4時間足では朝のローソク足が上限88100ラインを試したものの、特に上値抵抗は見られませんでした。ただし、ボリンジャーバンドは現在フラットな形状となっており、短期的な上値抵抗後もさらに中央線まで下落する動きは見せていません。むしろ今の市場を刺激するフェイクダウン（だまし下げ）のような形です。アジア時間で長時間揉み合った後も、結局は夜間の米国株式市場の出来高増加を待っている状況です。このような下落はむしろ底値を試す構造で、そこから二度目の反発が見られる可能性が高いです。現在の大きなレジスタンスは90600付近にあり、今回の強気反転では88100-90600のレンジで利確を検討すればよいでしょう。

ビットコインは85500-86000でロング、目標は88500付近。
イーサリアムは2800付近で軽めにロング、目標は3000付近。#btc #eth