タイが暗号ETFの拡大を準備、イーサリアム、ソラナ、XRPが注目の的

タイ証券取引委員会（SEC）は、暗号ETF市場の拡大計画を推進しています。ブルームバーグの報道によると、規制当局は来年初めに新たなルールを導入し、地元のファンドや機関が複数のデジタル資産を含む暗号ETF商品を発行できるようにすることを確認しました。

タイSECの事務局長Pornanong Budsaratragoon氏は、この取り組みが若い投資家の多様化するニーズの高まりに応えることを目的としていると述べました。現在、タイ株式市場は今年7.6%下落しており、暗号資産は機関投資家と個人投資家の新たな選択肢となっています。

どのコインが選ばれる可能性があるか？

SECは正式なリストをまだ発表していませんが、市場では以下の3つが有力視されています。

イーサリアム（ETH）

• 世界第2位の暗号資産で、機関投資家の参入が進んでいる
• CoinSharesのデータによると、ETH ETFを保有するほぼ全ての機関がビットコインETFにも大量投資
• ETHは機関投資家にとって「自然な第2の選択肢」となっている

ソラナ（SOL）

• リテール・機関投資家の双方から人気
• 米国では現物および先物SOL ETFがすでに上場
• Grayscale、VanEckなど複数社が申請中

XRP

• 国際送金の強みで地位が安定
• Bitwise、CoinShares、WisdomTreeなどがETF申請を提出済み
• XRP先物ETFはすでに取引開始、現物ETFは審査中

市場の反応：XRPは本日1.97%上昇し1.92ドル、SOLは1.26%上昇し126.98ドル、ETHは1.27%上昇し2739.76ドルとなっています。