#美联储降息 12月15日上午盤面観察

1時間足から見ると、金のこの上昇相場はかなり勢いがある。まずは4300ドルの整数関門を突破し、その後4353.43ドルの位置まで上昇したが、その後は戻し始めている。

現在の価格は5日移動平均線の上に位置し、20日移動平均線も一定の支えとなっている。短期の移動平均線は密着しており、要するに買いと売りがまだ引き続き攻防している状態だ。ただし、KDJ指標はすでに50以下に下落し、下向きに向かっている。これは強気の勢いが衰退していることを示唆しており、一度押し目をつける可能性がある。ただし、売られ過ぎの状態にはまだ達しておらず、実際の下落余地は一時的にまだ完全には開いていない。

今後の見通しは？

4340ドルを維持し、さらに4353.43ドルの前高を突破できれば、上昇を続けて4380ドルを目指す可能性がある。

逆に、4290ドルのサポートラインを割り込んだ場合は、4257.74ドルの日内安値を守れるかどうかがポイントとなる。もしもこれも割れた場合は、再び4250ドル付近での試験に注意が必要だ。

(これはあくまでテクニカル面の観察に過ぎず、実際の取引は市場の状況次第であり、リスクは自己責任で)