2月11日、関係筋によると、データ分析企業Arkham Intelligence傘下の暗号通貨プラットフォームArkham Exchangeは事業の閉鎖準備を進めている。主な理由は、ユーザーのアクティブ度と取引規模が長期的に期待に達していないためだ。このニュースは業界内で急速に広まり、「データ型暗号プラットフォームのビジネスモデルは持続可能か」という新たな議論を呼び起こしている。
Arkhamは2020年に設立され、オンチェーン資金追跡とアドレス分析ツールを主軸としている。後に取引シーンへのデータサービス拡大も試みた。同社は登録ユーザー数が300万人を超えると公表し、2024年10月には暗号派生商品事業への展開を示し、より高頻度の個人投資家市場への参入を目指した。2025年初頭までに、Arkham Exchangeは米国の複数州で現物取引を開始し、同年12月にはモバイルアプリもリリース、製品群を通じてユーザーの定着率向上を図った。
しかし、実際のパフォーマンスは期待外れだった。複数の業界関係者は、プラットフォームの取引深度と利用継続率が低迷し、運営コストを支えることが難しいと指摘している。公開データによると、主要な暗号取引所の1日の取引額は数十億ドルに達する一方、Arkhamの過去24時間の資金調達額と取引規模は数十万ドル程度にとどまり、明らかな格差が存在する。市場は、この構造的なギャップがArkham Exchangeの撤退計画の重要な要因と見ている。
資金面では、Arkhamの投資者陣も注目されており、Sam AltmanやDraper Associates、Binance Labs、Bedrockなどの機関が名を連ねていた。しかし、Arkham側は閉鎖の噂について公式なコメントを出していない。
また、ArkhamはネイティブトークンのARKMも発行しており、現在の価格は約0.12ドルだ。プラットフォームの将来性が不透明な中、ARKMの流動性や用途も新たな不確実性に直面している。(CoinDesk)