AnthropicのAIプログラミングツールClaude Codeが正式にクラウドの定時タスク機能をリリースしました。ユーザーはWebインターフェースまたは /schedule コマンドを使ってスケジュールを設定し、Claudeがクラウド上でコードレビュー、アップデート・アップグレード、CIタスクの再実行などを自動で行います。ローカルでの常時接続は不要です。
(前提:Claude CodeのチャンネルChannels:TelegramやDiscord、AIエージェントと対話可能。Anthropicはopenclaw小龍蝦と直接対決中)
(補足:Anthropicのハッカソン優勝者が無料でClaude Codeの万能設定を共有:13のエージェント、40以上のスキル、31のコマンドを公開)
AnthropicのClaude Codeの今回のアップデートでは、新たに /schedule 機能が追加され、使用方法が大きく変わりました。
従来の /loop コマンドはスケジューリング可能でしたが、それはローカルセッションレベルのもので、ウィンドウを閉じるとタスクは停止していました。今度のクラウド定時タスク(Scheduled Tasks)は異なり、設定後はPCを切ってもClaudeがクラウド上で自動実行します。
公式は幾つか例を示していますが、いずれも開発者の日常で面倒な作業です:
・毎日すべてのオープンPRをスキャンし、2日以上未対応のものを抽出
・毎週月曜日に依存関係のアップグレードパッチを自動で適用しPRを送信
・夜間に失敗したCIタスクを再実行
・繰り返し失敗するテストには自動でチケットを作成
設定方法は二つあり、Webから直接設定するか、既存のセッション内で /schedule コマンドを入力して作成します。
ユーザーは三つの情報を指定します:対象のリポジトリ、実行スケジュール(cron形式のようなもの)、そしてClaudeへのプロンプトです。底層では CronCreate / CronList / CronDelete というAPIツールを使用しています。
注意すべき点として、タスクは3日後に自動的に期限切れとなる仕組みがあります。これはAnthropicが意図的に設計したセキュリティ対策で、無限に動き続けるのを防ぐためです。継続して使いたい場合は手動で期限を延長するか、ユーザーの確認を得る必要があります。
この機能は現在、Coworkエコシステム内で展開されており、Claude Codeのデスクトップ版協働機能の一部です。定時タスクのプロンプトはローカルの ~/.claude/scheduled-tasks/ ディレクトリに保存されており、クラウド実行とローカル設定のハイブリッド構造となっています。
製品の動向を見ると、最近の動きは非常に活発です。Opus 4.6では百万トークンのコンテキスト対応、Claude Code ChannelsのTelegramとDiscord統合、オフピーク時のダブル利用促進キャンペーンなどがありました。今回のクラウド定時タスクは、Claude Codeを単なる同期ツールから、定時実行可能なインタラクティブエージェントへと進化させる一歩です。