ETHの4時間足チャートは、買い方と売り方の攻防が激化し、短期的には売り方が優勢な状況を示しています。重要な価格帯の攻防が今後の動きに大きく影響すると見られます。

MACD指標は明確な売りシグナルを示しており、4時間足でDIFとDEAが高値圏でデッドクロスを形成、ヒストグラムもマイナス圏で拡大し続けており、売り方の勢いが徐々に蓄積される一方で、買い方の勢いは急速に減退しています。ボリンジャーバンドでは、下限2972が有効なサポートとなり、上限はやや下がっており、全体的にバンド幅がやや縮小する傾向が見られ、短期的なレンジ相場を反映しています。

下値は2920～2870のレンジを想定。サポートを維持できれば、出来高の回復とともに3050～3100への反発を試す可能性がありますが、3100を明確に突破しない限り、短期的な売り圧力の軽減は難しいでしょう。