X上のLummisによるビットコインミームが米国戦略的BTC備蓄の議論を加速

シンシア・ラミス議員がXに投稿したビットコインのミームが、トランプ氏の戦略的ビットコイン準備金構想の下で米国がBTC準備金を拡大する可能性についての憶測を再燃させている。

要約

  • ラミス氏は、「フランクリンがビットコインを買う」という子供向け絵本風の画像と「フランクリンに大きなことが起こる!」というキャプションをXに投稿した。
  • ビットコイン関連メディアはこれを米国によるビットコイン購入の示唆と捉え、ラミス氏の100万BTC戦略準備金提案と関連付けて報道した。
  • トランプ氏による戦略的ビットコイン準備金に関する大統領令や、ベッセント財務長官の公の場でのビットコイン関連の活動が、市場の憶測をさらに強めている。

米国上院議員シンシア・ラミス氏は、ソーシャルメディアプラットフォームXにビットコインをテーマにした画像を投稿し、米国がビットコイン(BTC)保有を拡大する可能性があるとの憶測が市場関係者の間で広がっている。

この画像は「FRANKLIN BUYS BITCOIN AND FINDS FINANCIAL FREEDOM(フランクリンがビットコインを買って経済的自由を手に入れる)」という絵本の表紙風にデザインされており、ビットコインのロゴが表示されたノートパソコンの前に座るカメのキャラクター「フランクリン」が描かれている。キャラクターの目からはビットコイン文化の「レーザーアイ」ミームを思わせる光線がスクリーンに向かって放たれている。机の上にはビットコインのシンボルが刻印されたコインや、それらが入った瓶が置かれている。

ラミス氏はこの投稿に「フランクリンに大きなことが起こる!」とキャプションを付けた。

ビットコイン専門メディアはこの投稿を政策的な示唆と解釈した。Bitcoin Magazineは「米上院議員シンシア・ラミス氏がビットコイン購入を示唆」と報じ、Bitcoin Archiveは「米国によるビットコイン購入の可能性を示唆」とSNSで伝えている。

ワイオミング州選出の共和党議員であるラミス氏は、以前にも米国の戦略的ビットコイン準備金を提案する法案を提出している。法案では、連邦政府が最大100万BTCを保有することが想定されている。

11月5日、ラミス氏はXで「戦略的ビットコイン準備金こそが我が国の債務を相殺する唯一の解決策だと本気で信じている。@POTUSとその政権がSBRを受け入れたことを称賛し、実現に向けて尽力したい」と述べた。

トランプ前大統領は3月に戦略的ビットコイン準備金枠組みを設立する大統領令を発出。報道によると、米国財務長官スコット・ベッセント氏は最近、ワシントンで開業したビットコインをテーマにした施設「PubKey」のオープニングに出席した。

連邦政府によるビットコイン購入について公式な発表はない。米政府は現在、法執行機関による押収品としてビットコインを保有しているが、直近の保有量は公表されていない。

仮想通貨市場のアナリストによると、ラミス氏のSNSでの発信や大統領令、ベッセント氏の公の場での活動が、連邦政府がビットコイン準備金の拡大に関心を持っている可能性を示す材料として市場関係者に注目されている。

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